自分の強みを理解すれば変化や危機にも対応できます

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┃ 1. キャリア分析をしてこれからの戦略をたてましょう

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フリーランスとしてもっと仕事をしたい、あるいは転職や副業をしたい、と思ったときまず何を調べますか。
インターネットで「フリーランスの仕事一覧」を見る。求人サイトに登録する。スキルを身に付けるためにビジネススクールに入る。など入口はいくつもあります。
でもその前に、まずは自身のキャリア分析をしてみると自分の強みやどんな仕事が向いているかが分かります。

キャリア分析ツールにはいろいろありますが、強みだけでなく、弱点を把握して改善点や課題を明らかにできる「SWOT分析」が分かりやすく、今後の指針を考えるうえで役に立ちそうだと思いました。
本来はマーケティング手法で、企業や事業の現状を把握するためによく使われますが、キャリアの自己分析にも応用できるとのこと。

SWOTとは
「強み（Strength）」自分のキャリアで「強み」と思うこと…スキル、経験。資格、経歴など
「弱み（Weakness）」自分が不利になるもの、弱点…内気で口下手、経歴が無いなど
「機会（Opportunity）」自分のキャリアにおいてプラス（機会）となる環境要素…少子高齢化による人手不足、IT需要の伸び、グローバル化など
「驚異（Threat）」自分のキャリアプランに対してマイナスになる環境要因…コロナ禍での不景気、物価高騰による諸経費の値上がりなど

この4つの要素を、「内的要因」と「外的要因」／「プラス要因」と「マイナス要因」とにわけて整理していく手法です。4つの要素をこれらのマトリクス表に書き出して、それを元にこれからすべき行動を考えていくという方法です。
内的要因とは、「自分に関すること=コントロール可能」
外的要因は「自分ではない外部環境に関すること＝コントロール不可能」とされています。

エクセルでいえば

横列に　　　　　「プラス要因」　　「マイナス要因」

縦列に「内的要因」

　　　「外的要因」

交差する枠内に　　　　　「強み」　　　　　　「弱み」

　　　　　　　　　　「機会」　　　　　　「脅威」

を書き込んでいきます。

字で読んでも分かりにくいので、実際のテンプレートに書き込んでみました。

【SWOT分析　例】

「内的要因」のうち「プラス要因」…コミュニケーション能力が高い・ポジティブ・協調性がある
「内部要因のうち「マイナス要因」…IT知識が少ない・優柔不断・意志が弱い
「外的要因」のうち「プラス要因」…オンラインでどこでも仕事や勉強ができる・ワークライフバランスの向上・ウェブライターの需要増
「外的要因」のうちマイナス要因」…仕事の仲間と実際に会えない・自動化により仕事減少

さらに書き出した要素同士を掛け合わせて方向性を考える「クロス分析」を行います。
「強み」×「機会」＝強みを活かし機会をとらえる
「弱み」×「機会」＝弱みを改善し機会に挑戦する方法を考える
「強み」×「脅威」＝強みを利用して脅威を避ける方法を考案する
「弱み」×「脅威」＝弱みを理解し脅威の影響を最小限にとどめる方法を考案する

こうやって書き出していくと、そのためにやるべき行動「TODO」が具体的になってきます。
私の場合
「強み」×「機会」＝積極的に人脈を広げて仕事を採っていく
「弱み」×「機会」＝ ITスキルが低いのでWebで勉強する
「強み」×「脅威」＝人当たりの良さを活かした副業をする）
「弱み」×「脅威」＝人の言葉に流されやすいので自分の考えに自信を持つ
といった目標ができました。

自分でキャリア分析をすることで、自分の強みを多面的に理解することができた気がします。
今後の方向性を決める一助としてやってみてはいかがですか。

テンプレートは以下からダウンロードできます

https://www.bizocean.jp/doc/detail/516832/

参考資料

https://note.com/kawabata_career/n/nd9cc60245711

https://www.seraku.co.jp/tectec-note/industry/swot_analysis/

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