会話が苦手な人でも、コミュニケーション力を高めるには。

オフィスエム会員のみなさま、こんにちは。
NHK BSで放映されていた「魔改造の夜」という番組をご存知ですか
超一流のエンジニアたちが、主催者からのお題に合わせて玩具や日用家電などを
魔改造（「リミッターを外し、大人気ないパワーのモンスターに改造する行為」
と定義）し、その機能を競う番組です。
H技研やSニーなど頭文字をイニシャルにしたチームが、太鼓を叩くクマの玩具で
瓦を何枚割れるか競う「クマちゃん瓦割り」、湯沸かしケトルの蒸気を動力にし
て綱引きする「電気ケトル綱引き」などに挑戦。秀逸なお題に加え、試行錯誤し
ながら完成させるチームの様子も映され、理系に疎い私でもタイトルを見ただけ
でワクワクしました。
高い技術を基に大真面目にふざけたことをする日本のエンジニアさん達、やっぱ
りかっこいいです。

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1.　フリーランスでも人とのつながりは大切。「コミュ力」を鍛えたら仕事が増えた！

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┃ 1.フリーランスでも人とのつながりは大切。「コミュ力」を鍛えたら仕事が増えた！

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フリーランスに求められる重要な要素に、コミュニケーション能力があります。

クライアントに一緒に仕事をしたいと思ってもらうには、コミュニケーションが
取れることが第一条件です。
たとえ在宅ワークであっても、仕事を受けるための信頼関係は相手とのやり取り
の中で作られていくからです。
ビジネスマナーとして言葉使いやレスポンスの早さなどはもちろん必要ですが、
コミュニケーションスキルというとそのもっと先、いかに相手の意図や希望する
ところを理解し、自分の能力や仕事への思いなどを分かってもらうことになりま
す。

もちろん、もともとコミュニケーション能力が高い人もいれば、他人と話すこと
が苦手な人もいます。仕事での人間関係から解放されたくてフリーランスを選ん
だ人もいると思います。
それでもフリーランスとして仕事をしていく以上、クライアントと良い関係を築
いていくためにコミュニケーションスキルはどうしても必要となってきます。
ではそのコミュニケーションスキルを高めていくにはどうすればいいでしょうか。

そもそもコミュニケーションとは「相手にどう伝えるか」だけでなく、「双方行
」のもの。
ですから外交的な人、話のうまい人が必ずしもコミュニケーション上手とは限り
ません。
相手の言うことを聞き、また自分の考えも伝える、言葉のやりとりが大事なので
すね。

コミュニケーション能力が高い人の特徴を調べた研究で「ピンポンルール」とい
うものがあります。
一対一の会話では4対6くらいの割合でお互い話すと、会話がうまく続くというも
のです。相手の話をよく聞きつつ自分も話す、まさに会話のピンポンということ
です。
これには4分と6分のタイマーを使って、自分が4分話したら相手の話を6分聞くと
いうサーキットトレーニングが効果的だそう。

会話力というのは訓練で鍛えることができるものなので、実際に「対面での会話 」で鍛えるのが一番でしょう。

『さっそく試してみたい！』と思っても、今はまだ街に出て人とリアルに話をす
るのがなかなか難しい時代です。
知らない人と話せる場所といえば
・勉強会やコミュニティに参加する
・バーや小料理屋など、カウンター越しにお店の人と会話
・クライアントや営業先の担当者と話す
・シェアハウス
などが考えられます。
シェアハウスは家賃も安く、いろいろな人との接点が生まれるので、短期間でも
住んでみると面白いかなと思います。

すぐできる訓練としてまずは簡単にできること、ご近所への挨拶から始め、徐々
に会話する機会を増やすなど、生活の中でのコミュニケーションを意識していく
のもいいと思います。

また、コミュニケーションには言語だけでなく「非言語コミュニケーション」も
大事です。
相手の話を聞くときの自分のリアクションや表情で、話をしっかり聴いているこ
とが伝わります。
逆に相手側の感情や言葉の裏の本心なども、表情や態度に表れることがあります。
視線・表情・声音・ジェスチャーなどもコミュニケーションの重要な要素なので
す。
「笑顔」で、「相手の表情を見て」、「相手の話に興味・関心を示す」ことを意
識してみましょう。

社会と関わっていくうえで欠かすことのできないコミュニケーション。フリーラ
ンスとして生き残っていくためにも、自分のコミュニケーション能力を磨いてい
きましょう。

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