【不動産関連会社様のセミナーを映像からテキストに起こす作業】
不動産会社様が関係者を集めて開催された、住宅設備に関係する4時間ほどのセミナーのDVD映像から、その内容をテキストに起こしました。時間が長く、多くの参加者が発言するため、発言者名などを特定する難しさがありましたが、ライターの人数を増やして短い納期で正確に仕上げました。後から内容を検証できるように、タイムスタンプを入れてほしいとのご希望にも対応しています。
【出版社様制作の個人の自叙伝のため、インタビューを音声データからテープ起こし】
出版社様が制作されている個人の自叙伝のため、その方が語るインタビューを音声データからテキストに書き起こす作業を行っています。こちらは継続して、数年にわたって弊社にご依頼いただいているものです。いろいろな方の語りをていねいに聞き取り、読みやすい文章に書き起こして、Wordファイルで納品しています。
=============納品例=============
高等科を昭和十一年三月二十五日卒業し、すぐに青年学校へ入らなければなりませんでした。青年学校とは、昭和十年、青年学校令によって設立された勤労青年のための中等教育程度の定時制の学校でした。その後、昭和十四年、男子のみの義務制となり、戦後の昭和二十二年まで存続しました。
青年学校へは、義務のように昼も夜も通いました。家で炭焼きの手伝いをするよりいいかと思っていましたので一日も休まずに通っていると、いつしかここでは私はリーダー的存在となっていて、最後の頃は青年団長を務めていました。
この年二・二六事件がおこり、日独防共協定が成立しました。翌昭和十二年には日中戦争が始まり、次の年には国家総動員法が公布され、日本は戦争一色に染まっていきました。
国家の大事の前に、何をやりたいのかなど考える余裕はなく、個人の自由などとんでもない時代なので、私は黙々と自分の現実と対峙する他ありませんでした。
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